こんにちは スガノです 2022年10月31日から警視庁は自転車に関する4つの違反で、悪質なケースは道交法違反容疑での書類送検や罰金など刑事処分の対象となる「赤切符」を交付する対応を取る運用を始めました
4つの違反とは「信号無視」、「一時不停止」、「右側通行」、「徐行せずに歩道を通行」です
いや、車乗ってるとほんと自転車って危ないんですよ でも自転車に乗ってると危ないけど都合がいい場合もあるんですよ 僕も通勤は車か自転車のどっちかで行くのでどっちの気持ちもわかります
警視庁によると2021年に起きた交通事故のうち43.6%が自転車が関係しており、なかでも死亡や重症事故では78%あまりで自転車側に違反があったとしています
自転車に乗っていて赤切符を切られた場合、罰金はいくら取られるのかとそもそも赤切符とは何か?
他に自転車で違反をするとどういうお金がかかる可能性があるのかを調べました
自転車で赤切符の罰金はいくら?
軽いものは2万円以下の罰金または科料、もっとも重い場合には5年以下の懲役または100万円以下の罰金刑
と仰々しく書いてますが、実際都道府県の条令によっても違います
ちなみに
- 科料は「1000円以上1万円未満」
- 罰金は「1万円以上」
となります
さらに補足で「過料」は、行政上の秩序罰で、「科料」は、刑事罰という違いがあります。どちらも金銭の納付を命じる罰則ですが、刑事罰だと前科が付くという違いがあります。要するに、科料の場合には「前科1犯」となりますが、過料の場合には前科が付かないということです
科料になるか罰金になるかは裁判官の判断によるので一概には言えませんが、相場は5000円と言われています
さらに3年間で2回以上違反をした場合は、「自転車運転講習」というのを受けなければなりません 自転車運転講習の時間は3時間、受講手数料は6000円です
赤切符とは?
自動車運転者で、比較的重い違反を起こした場合は、交通反則通告制度の適用外となり、正式名称「道路交通法違反事件迅速処理のための共用書式」が交付されます。
これは赤い色の書式なので、通称「赤切符」 と呼ばれます
これを自転車の運転者にも積極的に切っていこう 取り締まりを強化していこうというのが今回のニュースの主題ですね
赤切符を切られたら
もし自転車の違反で赤切符を切られた場合、簡易裁判所あるいは警察署に出頭することになります
そこで書類の手続きをして、取り調べを受けることになります
ものすごい時間がかかるので半日潰れますよ
実際1回目は大体取られないかも?
上で赤切符の罰金、科料の相場はだいたい5000円、3年間で2回やらかすと講習受けて6000円取られると書きましたが、それはあくまでも原則であって、今までは実際軽いものであれば、よっぽど悪質で常習犯で態度も悪いとかでなければ、違反の現場で赤切符を切られることはほとんどなかったそうです
そしてたとえ赤切符を切られたとしても、簡易裁判所で取り調べなどや手続きをして態度がよっぽど悪くない限り、初犯の場合は訴猶予となる場合が多いようです
なので実際1回目は科料、罰金を取られるケースはあまり多くないそうです
交通に関する違反ていうのは世の中にめちゃくちゃあふれているので、おまわりさんも全部取り締まってたらとても追いつかないですよね
実際、自転車に乗っていて信号無視をしたところで警察官に停められて話をしている最中に他の自転車に乗った人が何人か信号無視をしていたという体験談もいくつかありました でもそんなの全部対応してられないですよね
ですが自転車での信号無視や交差点で確認しないで飛び出してくる自転車はマジで危険なので、悪質な違反は積極的に取り締まるという流れになるのはいいことだと思います
まとめ
自転車の事故が増えていることから取り締まりを積極的にしていこうということでしたが、自転車ってほんと危ないんで、個人的には厳しく罰則与えてほしいですね
罰金も相場が5000円で講習の手数料6000円でしかも取られないケースがほとんどで取られたとしても大した金額じゃないですから、見せしめのためにもっと取るべきだと思います
お金はまた稼げますが、命は戻ってきませんから
コメント